特集 Hey 薬剤師外来 「外来診療の質を上げる方法を教えて」
チェンジ,外来診療 ─「薬剤師外来」のリアル15② がん薬物療法外来-大腸がん CAPOX+ベバシズマブ療法における副作用評価のポイント
横山 敦
1
1横浜南共済病院 薬剤科
pp.1194-1198
発行日 2024年7月5日
Published Date 2024/7/5
DOI https://doi.org/10.15104/ph.2024080014
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Key Points
大腸がんはわが国にて最も罹患数の多いがん種であり,適切な薬物治療によって長期生存が期待できる.
CAPOX+ベバシズマブ療法は,大腸がん治療に使用される主要なレジメンの一つであり,高頻度で発現する手足症候群,末梢神経障害,高血圧の副作用管理がポイントとなる.
薬剤師外来における適切な副作用評価が,治療継続やQOLの向上につながる.
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