特集 循環を止めるな! 血液凝固とくすり
凝固系の副作用とくすり① どうする? 薬物治療中に現れる出血傾向
西田 祥啓
1
1金沢医科大学病院 薬剤部
pp.1450-1454
発行日 2023年7月5日
Published Date 2023/7/5
DOI https://doi.org/10.15104/ph.2023080021
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Key Points
薬物治療に伴う出血傾向は主に血小板異常(抗血小板作用,副作用による血小板減少)と凝固因子異常(抗凝固薬)により起こる.
血小板異常では粘膜出血,機械的刺激による紫斑,点状出血に,凝固因子異常では脳出血,消化管出血,斑状出血に注意する.
抗血栓薬(抗血小板薬・抗凝固薬)使用時には出血リスクを評価する.
Copyright © 2023 NANZANDO Co.,Ltd. All Rights Reserved.