特集 硬すぎず,ゆるすぎない やさしい便秘・下痢サポート術
下痢編④ [場面別で学ぶ! 止痢薬の使い方・患者指導のポイント] 薬剤性の下痢が疑われる場合の医師との連携
下平 陽介
1
1秋田大学大学院医学系研究科 医学専攻腫瘍制御医学系 消化器内科学・神経内科学講座
pp.1127-1130
発行日 2023年5月5日
Published Date 2023/5/5
DOI https://doi.org/10.15104/ph.2023060019
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Key Points
薬剤性下痢は日常臨床で遭遇する頻度の高い有害事象であり,多くの薬剤が原因となる.
いくつかの薬剤は特徴的な下痢の副作用があり,原因となる薬剤について知っておく必要がある.
患者が下痢を訴え,発症時期,服用薬などから薬剤性が疑われる場合は,薬剤の適正使用の確認とともに医師へ情報を伝えることも必要である.
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