特集 心不全薬物治療の道しるべ
徹底理解!心不全新規治療薬のチカラ 心不全治療とHCNチャネル遮断薬(Ifチャネル阻害薬)
細田 勇人
1
1近森会近森病院 循環器内科
キーワード:
血圧
,
心拍数
,
診療ガイドライン
,
心不全-収縮期
,
Ivabradine
Keyword:
Blood Pressure
,
Heart Rate
,
Practice Guidelines as Topic
,
Ivabradine
,
Heart Failure, Systolic
pp.394-398
発行日 2022年3月5日
Published Date 2022/3/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2022138353
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<Key Points>●わが国の循環器学会の診療ガイドラインでも、イバブラジンの投与が推奨されている。●心機能が低下しており洞調律で心拍数75/分以上の患者に対して、イバブラジンの導入が望ましい。●イバブラジンは、β遮断薬の導入・増量が困難な低心機能症例に対して導入を検討する。●イバブラジンは、β遮断薬をはじめとした心不全基本薬を導入しがたい症例に導入することで、基本薬の導入しやすい状況をつくれる可能性がある。
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