特集 歯科領域の薬物療法 薬を使いこなす"知識"と"ノウハウ"
歯科病変を引き起こす薬物有害反応とその対応 薬剤性歯肉増殖症
梅田 誠
1
,
嘉藤 弘仁
1大阪歯科大学 歯周病学講座
キーワード:
Calcium Channel Blockers
,
Phenytoin
,
降圧剤
,
高血圧
,
歯垢
,
歯周療法
,
歯肉増殖症
,
てんかん
,
免疫抑制剤
,
プラークコントロール
Keyword:
Calcium Channel Blockers
,
Epilepsy
,
Hypertension
,
Immunosuppressive Agents
,
Gingival Hyperplasia
,
Periodontics
,
Phenytoin
,
Dental Plaque
,
Antihypertensive Agents
pp.2357-2361
発行日 2020年4月5日
Published Date 2020/4/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2020218342
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<Key Points>◎薬剤性歯肉増殖症がしばしば認められる全身疾患は高血圧症、てんかん、自己免疫疾患などである。◎薬剤性歯肉増殖症に対し、薬剤変更を検討すべきであるが、歯周治療も行うべきである。◎薬剤変更が困難な場合、徹底的なプラークコントロールおよび歯周治療により歯肉の炎症を除去することが重要である。
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