特集 歯科領域の薬物療法 薬を使いこなす"知識"と"ノウハウ"
歯科領域の漢方活用術 歯・口腔疾患に対する有効な漢方薬(選択方法・投与期間・副作用)
王 宝禮
1
1大阪歯科大学 歯科医学教育開発室
キーワード:
横紋筋融解症
,
漢方薬
,
口顎疾患
,
消化器徴候と症状
,
低カリウム血症
,
ドーピング
,
皮膚症状
,
薬物相互作用
,
Evidence-Based Medicine
,
漢方医学
,
証
,
肺炎-間質性
,
肝機能障害
,
薬物使用禁忌
Keyword:
Evidence-Based Medicine
,
Drug Interactions
,
Drugs, Chinese Herbal
,
Hypokalemia
,
Stomatognathic Diseases
,
Rhabdomyolysis
,
Signs and Symptoms, Digestive
,
Lung Diseases, Interstitial
,
Contraindications, Drug
,
Doping in Sports
,
Skin Manifestations
,
Medicine, Kampo
,
Hepatic Insufficiency
pp.2336-2342
発行日 2020年4月5日
Published Date 2020/4/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2020218339
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
<Key Points>◎歯科医療の現場では口腔疾患に対してわれわれが学んだ西洋薬が有効でない場合がある。そのような場合には漢方薬が有効である場合もある。◎しかし、歯科医師の多くはかつての医師のように大学教育では漢方医学教育を受けていない。◎現在、医科で80%以上の医師が漢方薬の処方経験があり、歯科には漢方薬を処方されている患者が来院する。◎歯・口腔症状や証、相互作用、副作用を考慮して漢方薬を選択することが肝要である。
Copyright© 2020 NANZANDO Co.,Ltd. All Rights Reserved.