特集 調剤業務Update 薬剤師の貢献と発信されたエビデンス総まとめ
偽造医薬品の流通防止と薬局間の医薬品譲受・譲渡
岩田 紘樹
1
,
山浦 克典
1慶應義塾大学 薬学部医療薬学・社会連携センター社会薬学部門
キーワード:
覚醒剤
,
オピオイド系鎮痛剤
,
薬事法制
,
ガイドライン
,
記録管理
,
保健医療制度改革
,
特許
,
薬局管理
,
物流管理
,
偽造医薬品
,
輸入品
Keyword:
Legislation, Drug
,
Forms and Records Control
,
Health Care Reform
,
Guidelines as Topic
,
Patents as Topic
,
Pharmacy Administration
,
Analgesics, Opioid
,
Product Line Management
,
Counterfeit Drugs
pp.318-323
発行日 2020年2月5日
Published Date 2020/2/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2020153487
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<Key Points>◎2017年1月、C型肝炎治療薬「ハーボニー配合錠」の偽造品が日本国内で流通し、調剤される事案が発生した。◎医薬品の輸入差し止めが頻発しており、日本も偽造医薬品のリスクにさらされている。◎法令改正により、医薬品の譲受・譲渡時の記録事項にロット番号や使用期限、相手方の身元確認の資料などが追加された。◎『薬局間における医療用医薬品の譲受・譲渡に関するガイドライン』が作成され、薬局開設者などが遵守すべき事項が示された。
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