資料
公的介護保険制度に対する会員へのアンケート結果概要
金川 克子
1
,
南澤 凡美
1
,
奥野 茂代
1
,
沼本 教子
1
1日本老年看護学会研究活動推進委員会
pp.106-110
発行日 1997年11月15日
Published Date 1997/11/15
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はじめに
高齢社会を迎えるに際し,高齢者が健康で自立した日常生活に適応出来るように,さまざまな取り組みが計画され,実行されている.しかし,諸外国に比べて高齢者の増加のスピードが早いわが国においては,検討すべき課題が多々見られる.
なかでも,高齢者の看護・介護の課題は緊急かつ重要な内容を含んでおり,公的なサービスのあり方が問われている.平成12年度より,介護保険制度の導入もすでに予定され,それに向けての基盤作りが進められており,老年看護の立場からも大いに関与すべき課題である.
そこで日本老年看護学会では,平成8年度第一回学術集会においてフォーラムを企画し,公的介護保険制度にどう対応したらよいかを検討した.その実施にあたり会員からこの制度に対する意見や疑問を把握したので,概要を報告する.
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