Japanese
English
資料
「ライフサポート—最前線に立つ3人のナース—」の看護場面の分析—≪感情を生かす≫を中核とした看護実践
Analysis of the Caring Situations Described in 「Life Support: Three Nurses on the Front Lines」: A Nursing Practice That is "giving free rein to their feelings" as the Core Position
眞鍋 瑞穂
,
加藤 基子
1
Mizuho MANABE
,
Motoko KATO
1
1名古屋市立大学看護学部
1Nagoya City University School of Nursing
キーワード:
感情
,
看護実践
,
記録資料
,
feeling
,
nursing practice
,
documentary source
Keyword:
感情
,
看護実践
,
記録資料
,
feeling
,
nursing practice
,
documentary source
pp.48-55
発行日 2006年6月30日
Published Date 2006/6/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7009200259
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抄録
本研究は、「ライフサポート—最前線に立つ3人のナース—」の看護場面を分析し、看護師が患者に「している」看護実践の内容に明らかにすることを目的にしている。
分析の結果、看護師が「していること」は、看護場面から得られた4つのカテゴリーである≪感情を生かす≫≪ゆるぎのない添い≫≪先を見越す≫≪エンパワーする≫と、看護師の生き方や姿勢から得られた≪生活と看護の中で身につけた価値観≫を使って、患者のエンパワーを目指した実践活動であった。
≪感情を生かす≫は中核カテゴリーとして位置づけられ、≪ゆるぎのない添い≫≪先を見越す≫≪エンパワーする≫を導き、支えていた。
≪生活と看護の中で身につけた価値観≫は看護師の実践に随所で影響を与え、看護師が自分を丸ごと関与させる、かかわり方を総合するものであった。
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