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資料
成長ホルモン分泌不全性低身長症患児の母親の治療継続に関する研究
A Study on the Continuance of Treatment among Mothers of Children with Growth Hormone Deficiency
市江 和子
1
Kazuko ICHIE
1
1聖隷クリストファー大学看護学部
1Seirei Christopher University
キーワード:
成長ホルモン分泌不全性低身長症
,
母親
,
治療
,
グラウンデッド・セオリー・アプローチ
,
Growth Hormone Deficiency
,
Mother
,
Treatment
,
Grounded Theory Approach
Keyword:
成長ホルモン分泌不全性低身長症
,
母親
,
治療
,
グラウンデッド・セオリー・アプローチ
,
Growth Hormone Deficiency
,
Mother
,
Treatment
,
Grounded Theory Approach
pp.37-43
発行日 2008年6月30日
Published Date 2008/6/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7009200022
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要旨
本研究は,修正版グラウンデット・セオリー・アプローチを用い,成長ホルモン分泌不全性低身長症(GHD)で成長ホルモン(GH)療法中の患児をもつ母親の,治療を継続する過程を明らかにすることを目的とした。母親は,乳児期に子どもの成長の遅れを気づき,さらに保健医療職にGHDという病名を指摘されることにより,GH療法としての自己注射を開始していた。母親が注射を実施する中で,<自己注射への葛藤>を抱いていた。治療結果である身長の伸びの目安としての,成長の標準に近づく<成長ライン到達への手応え>をもち,<自己注射継続への決意>をしていた。【治療効果に関連する継続の葛藤】をしつつ,患児に対しての【性別意識に合わせる願望】が伺え,<低身長への気遣い>をしながら治療を継続していた。
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