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日本リハビリテーション医学会 2019年度 海外研修補助対象者レポート—American Society of Neurorehabilitation(ASNR)Annual Meeting 2019/49th Annual Meeting for Society of Neuroscience
藤本 宏明
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1森之宮病院神経リハビリテーション研究部
pp.183
発行日 2020年2月18日
Published Date 2020/2/18
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- 文献概要
今回,米国シカゴで開催されたAmerican Society of Neurorehabilitation(ASNR)Annual Meeting 2019(2019年10月16日〜18日)と49th Annual Meeting of the Society for Neuroscience(SfN)(10月19日〜23日)に参加し,それぞれで研究成果を発表させていただきました.
ASNRは本学会誌で紹介されていますが(Jpn J Rehabil Med 2017;54:617),今年もSfNのサテライトイベントとして開催され,参加者は300人程度でした.最終日の最終セッションでは,John Krakauer先生がモデレーターとなり,“Controversies in Neurorehabilitation Session-Proportional Recovery:Maxim or Myth”をテーマに2時間にわたって活発なディスカッションが行われました.著者自身はポスターセッションにおいて,森之宮病院と国際電気通信基礎技術研究所(ATR)が共同開発した,人工筋を用いた左右独立体重免荷ロボットによって,脳卒中後片麻痺による軽度歩行障害に対して,安全に歩行パターンを調整することができたことを発表し,世界中の著名な先生方とディスカッションすることができました.
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