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特集 心臓先端治療と心臓リハビリテーション
3 心臓ペースメーカーのレートレスポンス設定と心臓リハビリテーション
Rate Response of Cardiac Pace Maker and Cardiac Rehabilitation
三橋 武司
1
Takeshi Mitsuhashi
1
1自治医科大学附属さいたま医療センター循環器内科
キーワード:
変時性応答不全
,
体動感知型センサー
,
分時換気量センサー
,
下限心拍数
Keyword:
変時性応答不全
,
体動感知型センサー
,
分時換気量センサー
,
下限心拍数
pp.984-989
発行日 2019年12月18日
Published Date 2019/12/18
- 販売していません
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- 参考文献 Reference
要旨 心臓ペースメーカーのレートレスポンス機能は,主に運動時に心拍数が上昇しない症例に用いられる.しかし,その特異性や感度は洞結節にはかなわない.心不全を合併した患者ではレートレスポンスにより運動耐容能が上昇することもあるが,不用意に心拍数を増加させると心室性不整脈の発生や心不全の増悪をきたす可能性もある.心臓リハビリテーション時には運動の種類により心拍数の十分な増加が得られない場合があり,患者の症状やペースメーカーから得られるレートヒストグラムなどを参考に設定を考える必要がある.
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