連載 高次脳機能障害者のための脳機能アッププログラム・第1回【新連載】
手作業を中心としたリハビリプログラム
吉岡 千鶴子
1
,
中島 恵子
2
1NPO法人 高次脳機能障がい者活動センター 調布ドリーム
2帝京平成大学大学院臨床心理学研究科
pp.56-60
発行日 2018年1月15日
Published Date 2018/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003200781
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調布ドリームとは
NPO法人 高次脳機能障がい者活動センター 調布ドリーム(以下,調布ドリーム)の前身は,2002年2月に設立した自主グループ「高次脳機能障がい者のつどい 調布ドリーム」です。「1人のリハビリはつまらなくても,皆でやれば楽しくなる」をモットーとして行った多種多様な週3日の脳のリハは,グループの不思議な力を発揮しました。さらには,地域福祉イベントへの参加や,「高次脳機能障害を知ろう・語ろう・もっと身近に」をキャッチフレーズにしたドリームサロンを開催しており,これらは現在も続けています。
こうしたリハの継続を目指し,2011年4月に障害福祉サービス事業所を開設しました。自立(生活)訓練事業において旧調布ドリームを継承し,2013年には就労継続支援B型事業を追加。工賃の出る仕事も,仲間とのよいリハになっています。
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