特集 在宅にいる子どもの摂食嚥下障害
扉
西脇 恵子
1
1日本歯科大学附属病院
pp.427
発行日 2016年7月15日
Published Date 2016/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003200403
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
「子どもは小さな大人ではない」。これはよく言われることですが,子どもの嚥下障害は発達を考えた支援であるべきで成人のそれとは異なります。近年,重度の障害がある子どもたちが在宅で暮らすことが多くなり,また,複雑な問題のある子どもたちが増えてきました。さらに,養育者の「育児の能力」もさまざまで,親子ともども,地域全体で支えていく必要があります。
今回は,地域で暮らす「食べることに問題のある子どもたち」に対する現状と対応についての知識を,できるだけ多くの臨床家に持っていただきたいと考え,この特集を企画しました。
Copyright © 2016, MIWA-SHOTEN Ltd., All rights reserved.