Japanese
English
研究
作業の意味づけからみた通所介護の作業療法の特徴
The characteristic of occupational therapy practice among elderly people at day service centers from the perspective of meaning of occupation
鹿田 将隆
1,2
,
籔脇 健司
3
,
野藤 弘幸
4
Masataka Shikata
1,2
,
Kenji Yabuwaki
3
,
Hiroyuki Notoh
4
1社会福祉法人公友会デイサービスセンター都田
2吉備国際大学大学院(通信制)保健科学研究科
3吉備国際大学保健医療福祉学部
4常葉大学保健医療学部
キーワード:
通所介護(デイサービス)
,
作業療法
,
意味のある作業
Keyword:
通所介護(デイサービス)
,
作業療法
,
意味のある作業
pp.250-258
発行日 2014年3月15日
Published Date 2014/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001100443
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Abstract:本研究では,文献検討を通して,通所介護の作業療法はどのような作業を実践に用いており,OTがその作業にどのような意味づけを適用していたのかを検討した.対象文献は,作業療法実践について記載され,そこで用いられている作業が示されている文献とし,その中から実践に適用されている作業とその作業の意味づけを抽出した.作業の意味づけの分類には,米国作業療法協会のOccupational Therapy Practice Framework:Domain and Process, 2nd Editionで提示されている領域と概念を用いた.文献検索の結果,選択基準を満たしたのは17編の会議録で,対象文献から40個の作業が抽出された.それらの作業の多くは,日常生活活動,遊び,身体機能,価値と信念といった,包括的な作業の区分とクライエントの個人的要因に意味づけられていた.通所介護の作業療法では.利用者の価値や信念が含まれる作業を提供して,生活への満足に介入する必要性が考えられた.
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