別冊秋号 周術期管理
PART4 術後管理
41 術後鎮痛—Acute Pain Service
近藤 一郎
1
,
高野 光司
1
,
小池 正嘉
1
1東京慈恵会医科大学 麻酔科学講座
pp.269-274
発行日 2020年9月15日
Published Date 2020/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3104200182
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エビデンスにもとづいた多角的疼痛管理multimodal analgesiaをはじめとして近年術後鎮痛が大きく変貌を遂げている。術後疼痛管理は,痛みを軽減するだけでなく,早期離床,入院期間の短縮,病院コストの削減,患者満足度の向上に貢献するとされてきた。そこで必要になるのはチームで取り組む急性疼痛管理,つまりAPS(acute pain service)チームである。東京慈恵会医科大学附属病院(以下,当院)でのAPSチーム活動の実際と今後の展望について紹介する。
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