特集 周術期マネジメント
7.内分泌疾患の周術期—②副腎疾患,下垂体疾患
栗原 勲
1
Isao KURIHARA
1
1慶應義塾大学医学部 腎臓内分泌代謝内科
pp.345-353
発行日 2016年6月1日
Published Date 2016/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900167
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内分泌疾患は希少疾患が多い。そのなかでホスピタリストとしては,周術期に内分泌学的観点からどのような点に注意する必要があるだろうか。考え方は大きく2つに分かれる。
◦内分泌疾患を合併した症例において手術が施行される場合
◦内分泌疾患に対して手術が施行される場合
後者については,手術の前後でホルモン動態が大きく変化するため,その変化に対する生体の適応を十分に理解しておく必要がある。本稿では,この両者の視点を交えて解説する。
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