連載 集中治療室目安箱:ナース/ME,私の言い分
第16回:臨床工学技士が集中治療室に常駐する意義について考える
上岡 晃一
1
1東京医科大学病院 臨床工学部
pp.928-930
発行日 2013年10月1日
Published Date 2013/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3102100604
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臨床工学技士(CE)が誕生してから四半世紀が経過した。
この数年でCEを取り巻く環境は大きく変化している。医療機器保守点検の義務化や医療機器メーカーの臨床立会い規制,医療機器保守管理の業務委託,さらに基本業務指針も2010年に改訂され,集中治療業務も新たに加わり,業務の幅が広がっている。そのようななかで,実際に集中治療室(ICU)にCEが常駐している施設は少ない。なぜであろうか?
今回,ICUにCEが常駐する意義について考えてみたい。
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