症例検討 術中の低酸素血症2
気管挿管中の脳出血患者に対する気管切開術―急変は突然やってくる?
石田 祐基
1
,
西脇 公俊
1
Yuki ISHIDA
1
,
Kimitoshi NISHIWAKI
1
1名古屋大学医学部 麻酔・蘇生医学
pp.38-42
発行日 2014年1月1日
Published Date 2014/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101102022
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症例
74歳の男性。身長162cm,体重58kg。脳出血後に意識低下が持続しており,気管挿管中である。40本/日×30年の喫煙歴があり,肺気腫と多発性ブラを指摘されている。高血圧も合併している。挿管期間が1週間となり,全身麻酔下での気管切開術が予定された。
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