国際蘇生科学シンポジウムを振り返って
救急蘇生のガイドラインは誰が決めてるのか?
溝部 俊樹
1
,
畑中 哲生
2
1京都府立医科大学 麻酔科学教室
2救急救命九州研修所
pp.672-675
発行日 2009年7月1日
Published Date 2009/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101100701
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2010年に改訂されるBLS,ACLSの新しいガイドラインを策定するための国際蘇生連絡委員会(ILCOR)*1大阪会議(3月16~18日)に出席するため,世界中から蘇生のエキスパートが大阪に集結した。これを受け,そのなかから13名の演者を選び,3月19日(木)に大阪市中央公会堂で国際蘇生科学シンポジウム(I-ReSS)*2が開催された。このシンポジウムを振り返りながら,私たちが学んでいる救急蘇生のガイドラインがどのように作られているのか,そして2010年の改訂版に向けてどのような動きがあるのかを紹介する。
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