連載 裏庭でソロキャンプ・第7回
今回はキャンプサイトから
東 秀律
1
1日本赤十字社大阪赤十字病院 救急科
pp.991-993
発行日 2025年3月25日
Published Date 2025/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.275835970020060991
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
外に出て季節の移ろいを感じよう
日本の陰暦には春夏秋冬をさらに6つずつ、合計24の節に分けた二十四節気という季節区分がある。夏から秋にかけては、夏至、小暑、大暑、立秋、処暑、白露、秋分、寒露と続く。この二十四節気をさらに5日ずつに分けた七十二候では、気象や動植物の変化を表現している。
いまこの原稿を書いているのは、ちょうど秋分の蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)の候で、活動していた蛇や虫たちが冬ごもりを始める。網戸を開けても蚊が入らず、通勤路でキンモクセイの匂いを浴びるのもこの頃だ。旬の梨、松茸、鯖が楽しみな季節でもある。

Copyright © 2025, MEDICAL SCIENCES INTERNATIONAL, LTD. All rights reserved.