Japanese
English
特集 興奮收縮伝関
興奮収縮伝関—分離した筋原線維の性質を中心として
Properties of isolated myofibrils and excitation-contraction coupling
名取 礼二
1
Reizo Natori
1
1東京慈恵医大生理学教室
1Department of Physiology, Tokyo Jikeikai School of Medicine
pp.264-268
発行日 1963年12月15日
Published Date 1963/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425906297
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E-C-Couplingについてはある程度一致した見解もみうけられるが,まだ残された問題が多い。とくに筋小胞体(Sarcoplasmic reticulum)の働きを中心として,刺激の伝達路,また収縮催起物質例えばCa++の出納部として実験が重ねられているが,機序の説明について異論もある1・2・3・4・5)
ここでは,流動パラフィン中で分離した筋原線維を用いた実験から帰納されるE-C-Couplingについての見解を述べてみる6・7)。
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