交見
医学部の教育課程について
武内 忠男
1
,
大木 幸介
2
,
上代 淑人
3
,
野々村 禎昭
4
,
伊藤 隆太
5
,
竹内 正
6
1熊本大学病理学
2九州大学生理学
3東京大学生化学
4東京大学薬理学
5東邦大学薬理学
6日本大学病理学
pp.302-305
発行日 1966年12月15日
Published Date 1966/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425902708
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医学部における教育の主眼が,臨床医の養成におかれ,医学者ことに基礎医学者の育成という点には全く顧慮が払われていないことは万人の認めるところと思います。このようなことでは生命科学の時代といわれる今世紀後半に,真に基礎医学者の名に値いする人がやがていなくなるのではないかと憂える声のあるのは尤もなことです。
では,我々はどのようにして基礎医学者を養成すべきか。その教育課程はいかにあるべきか。このような点について,諸賢の意見を伺つてみました。
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