主題 Polypeptide
話し合い ポリペプチドの作用機構
木村 徳次
1
,
曾我部 博文
2
,
江橋 節郎
2
1立教大学生化学
2東京大学薬理学
pp.126-133
発行日 1965年6月15日
Published Date 1965/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425902624
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江橋 今日はpolypeptideの薬理作用とか,あるいは作用機構とかいう大それた題名の座談会のようです。「ようです」などと申すのは,誠に無責任ないい方ですが,polypeptideの生理的作用機構というものは,実は今のところ何もわかつてないわけですね。そういう意味で,今日の課題というのはscientificに問題を論じるというよりは,われわれが勝手な放談をすることが目的だというふうにいわれて,それならば仕方がない,やりましようということでここに出てきたわけなんです。
こんな話し合いに,お忙しい,木村先生をひつぱり出して,誠に申し訳ないのですが,話のきつかけとしまして,木村先生のいまやつておられるお仕事を説明して頂いて,それを中心として問題を前後左右に拡げていく,というふうにしたいと思います。
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