特集 〈研究室で役に立つ細胞株〉
Ⅵ.テラトカルシノーマ幹細胞株
マウス:PCC3
渥美 忠男
1
1理化学研究所ライフサイエンス筑波研究センター分子腫瘍
pp.522
発行日 1992年10月15日
Published Date 1992/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425900498
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■樹立の経緯
本来PCC3とはマウステトラーマ研究の先駆者スティーブンスが初期胚の移植によって実験的に誘発し,樹立した可移植性テラトカルシノーマOTT6050のサブラィンの一つであり,それより樹立されたテラトカルシノーマ幹細胞(EC細胞)の組織培養株がPCC 3/A/1であるが,今日PCC3といえばほとんどPCC 3/A/1かそのサブクローンをさす。
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