増大特集 学術研究支援の最先端
Ⅰ.先端バイオイメージング支援プラットフォーム(ABiS)
ⅰ.光学顕微鏡支援
ナノ材料を用いたマウス生体脳の超広範囲イメージング
高橋 泰伽
1,2
,
岡村 陽介
3,4,5
,
根本 知己
2,6
Takahashi Taiga
1,2
,
Okamura Yosuke
3,4,5
,
Nemoto Tomomi
2,6
1東京理科大学先進工学部
2生命創成探究センターバイオフォトニクス研究グループ
3東海大学マイクロ・ナノ研究開発センター
4東海大学工学部応用化学科
5東海大学大学院工学研究科
6生理学研究所バイオフォトニクス研究部門
キーワード:
2光子励起顕微鏡
,
広範囲観察窓
,
ナノ薄膜
,
大規模3D計測
Keyword:
2光子励起顕微鏡
,
広範囲観察窓
,
ナノ薄膜
,
大規模3D計測
pp.398-399
発行日 2024年10月15日
Published Date 2024/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201897
- 有料閲覧
- 文献概要
- 参考文献
近年,生きたままの脳組織を単一細胞レベルの高解像度で広視野観察するための技術開発が国内外で進展しており,神経回路研究への応用も進みつつある。本稿では,マウス生体脳の広視野観察を実現する技術として,筆者らが最近開発した広範囲・長期でのイメージングを実現するナノ材料を活用した観察窓作製法について概説する。
Copyright © 2024, THE ICHIRO KANEHARA FOUNDATION. All rights reserved.