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実験講座
グリオキサール固定法—免疫組織化学染色における問題解決へのアプローチ
Glyoxal fixation:an approach to solve immunohistochemical problem
今野 幸太郎
1
Konno Kohtaro
1
1北海道大学大学院医学研究院解剖学分野解剖発生学教室
キーワード:
免疫組織化学法
,
組織固定
,
グルタミン酸受容体
,
シナプス
Keyword:
免疫組織化学法
,
組織固定
,
グルタミン酸受容体
,
シナプス
pp.90-96
発行日 2024年2月15日
Published Date 2024/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201822
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ホルムアルデヒドは世界的なスタンダード固定液として組織学や組織化学の研究に長年使用されてきたが,固定組織への抗体の浸透やアクセスを制限し,十分な染色性が得られない状態が多々生じることが問題であった。本稿ではジアルデヒドであるグリオキサールを主成分とした固定液の染色性に及ぼす改善効果1)について紹介する。
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