増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾
Ⅳ.細胞外での分子修飾
分泌タンパク質
脱ヨード化
村上 正巳
1
Murakami Masami
1
1群馬大学大学院医学系研究科臨床検査医学
キーワード:
ヨードサイロニン脱ヨード酵素
,
甲状腺ホルモン
,
セレノシステイン
,
selenocysteine
Keyword:
ヨードサイロニン脱ヨード酵素
,
甲状腺ホルモン
,
セレノシステイン
,
selenocysteine
pp.512-513
発行日 2018年10月15日
Published Date 2018/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425200904
- 有料閲覧
- 文献概要
- 参考文献
甲状腺から分泌される主なホルモンはthyroxine(T4)であるが,標的遺伝子の転写調節を行うためには,脱ヨード化によって活性型ホルモンである3,5,3’-triiodothyronine(T3)に変換される必要がある。1型,2型,3型の3種類のヨードサイロニン脱ヨード酵素による脱ヨード化が甲状腺ホルモンの作用発現と調節機構に深くかかわっている。
Copyright © 2018, THE ICHIRO KANEHARA FOUNDATION. All rights reserved.