特集 シモジモの悩み
【各論】
❺過多月経
篠原 康一
1
1愛知医科大学 産婦人科学講座
キーワード:
過多月経
,
子宮筋腫
,
von Willebrand病
,
内膜生検
,
子宮内黄体ホルモン放出システム
,
LNG-IUS
Keyword:
過多月経
,
子宮筋腫
,
von Willebrand病
,
内膜生検
,
子宮内黄体ホルモン放出システム
,
LNG-IUS
pp.1253-1255
発行日 2025年11月15日
Published Date 2025/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.218880510350111253
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CASE
患者:35歳、未産婦
現病歴:中学生の頃から月経7〜8日間、2日目は1時間ごとに夜用ナプキンを交換している。鼻出血と抜歯後の出血遷延歴あり。ここ数カ月で易疲労・動悸が増悪し内科を受診した。
家族歴:母に同様の月経困難。
検査:Hb 8.9g/dL、フェリチン6ng/mL。経腟超音波診で子宮はやや腫大。経腟超音波で3.5cmの筋層内筋腫を1個認めたが内腔変形は軽度であり、出血の程度が筋腫サイズに比して目立つことと出血歴からvon Willebrand病(vWD)を疑い、凝固因子を評価した。vWF抗原35%、vWF活性33%、第Ⅷ因子40%で低値であった。

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