特集 POCUS
9.腹部エコー—胆囊,消化管,腎臓・膀胱,腹部大動脈の評価を中心に
亀田 徹
1
Toru KAMEDA
1
1済生会宇都宮病院 超音波診断科
pp.87-100
発行日 2026年5月1日
Published Date 2026/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.218804090130010087
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POCUSの歴史では腹部領域は早期から注目され,救急領域を中心に多くの臨床研究が実施され,有用性が示されてきた。急性期診療における腹部POCUSでは主に胆囊,腎臓・膀胱,腹部大動脈,腹腔内出血の評価が行われている1,2)。近年,ホスピタリストや家庭医による利用も広がり,海外では指針が示されている3,4)。
本稿では,実践で役立つ腹部POCUSを解説するとともに,検証は十分ではないが今後の利用が期待できる領域に関しても言及する。患者ケアの改善に腹部POCUSを役立てていただければ幸いである。

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