特集1 拒否する人には「快」より始めよ
お笑いDVD【おもしろい】
鈴木 和
1
,
高橋 信治
1
,
鈴木 仁志
1
,
魚住 伸也
1
,
斎藤 忠彰
1
,
田畑 潤
1
,
石代 拓樹
1
,
福岡 彰
1
1大館市立総合病院
pp.30-33
発行日 2013年3月15日
Published Date 2013/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689101153
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皆さんの病棟にも、めったに笑うところを見ない患者さんはいらっしゃいませんか。そういう患者さんのことを、笑わせたくなりませんか?(それでも笑ってくれないとヘコむのですが……)。
笑いの場では、緊張感や圧迫感から解かれ、開放感を感じるものです。患者さんと看護師のあいだで、少し緊張した状況を想像してみてください。拒否的になられてしまったり、ちょっと不機嫌になっていたり。たとえば、拒薬などに対して私は、もちろん最初は真面目に説得しますが、もしその場の雰囲気が許されるならば、ちょっと冗談も言ってみます。そこでうまく「クスッ」っと笑いを生むことができれば、緊張した空気が一気に緩むのがわかります。それだけのことで、薬を飲んでくれたりすることもあるでしょう(もちろんダメなときもありますけど)。
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