書論 高齢者救急
高齢者、精神科、救急。切っても切れない関係
山田 秀則
1
1名古屋掖済会病院救命救急センター初療室
pp.97-103
発行日 2011年7月15日
Published Date 2011/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689100897
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精神科勤務の友人と話が融合する瞬間
私には看護学校時代から付き合いのある、大切な男友だちが4人います。そのなかの1人が長年、精神科で看護師として働いていました(現在は能力を活かして臨床とは離れた仕事をしています)。彼と出会う前、私は准看護師のライセンスで、ほんのわずかですが精神科に勤務したことがあります。
当時は看護者としての意識もまだ低く、患者さんと一緒に生活しているような感覚のなかで仕事をしていたと思います。慢性患者の閉鎖病棟(この表現が正しいかわかりませんが)に勤務していましたが、ベテラン(?)の患者さんにいろいろ教えていただきました。
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