訪問看護ステーション管理月誌・1
介護保険制度をステーションの業務を見直す契機に
清崎 由美子
1
1医療法人財団石心会訪問看護ステーション
pp.66-67
発行日 1999年1月15日
Published Date 1999/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688901880
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帰国後早々に巻き込まれた介護支援専門員試験騒動
2年間のアメリカ生活を終えて,帰国早々仕事に復帰しましたが,日本の在宅関係者が想像以上に介護保険のことで大揺れの状態なのに驚きました.斯く言う私も介護支援専門員の試験を受けることになり,十数年前に看護婦国家試験を受けた時が人生最後の試験と思っていたのに…とブーたれながら,緩んでしまった脳味噌を叱咤激励し,毎朝出勤前の1時間,自宅の夫の机を占領して,テキストと格闘しました.
アメリカに住んでいた2年間,e-mailを使って,古巣である「さいわい訪問看護ステーション」の管理者達から日本の最新情報を仕入れていたとはいえ(世の中便利になったものですネ),やはり2年間仕事を離れていたのはブランクです.身についていたはずのマネジメント感覚や福祉制度を忘れていたり,新しい用語や制度がなかなか覚えられず苦戦.「試験に落ちたら恥ずかしいなあ~」とか「こんな勉強は1回ですませたいよ!」という気力のみで頑張りました.さてさて結果はい・か・に?!
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