特集 訪問看護師の住環境整備支援
住宅改修を効果的に行なうには―リハビリテーション専門機関の活用
渡邉 慎一
1
1前:横浜市総合リハビリテーションセンター
pp.549-551
発行日 2002年7月15日
Published Date 2002/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688901518
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横浜市総合リハビリテーションセンターの在宅リハビリテーション
横浜市総合リハビリテーションセンターは,1987年に横浜市の地域リハビリテーション・システムの中核施設として設置されました。福祉保健センターの保健師,ケースワーカーなどの訪問指導事業などを後方支援する在宅リハビリテーションは中核施設の大切な機能の1つです。開設当初は福祉事務所や保健所の公的機関からの依頼に対応していましたが,介護保険がスタートしてからは,在宅介護支援センターや訪問看護ステーションからの依頼も受けています(図)。
居宅に作業療法士,理学療法士,医師などのリハビリテーション専門職を派遣し,障害の評価に基づく生活支援プランの作成,日常生活動作指導,日常生活関連動作指導,介助方法指導,福祉用具の導入,住宅改修指導などを行ないます。年間の利用者は約1200人程度です。
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