特集 事例検討のススメ
自己研鑚の場としての事例検討会―「在宅看護自主研究会」の活動
本誌編集室
pp.270-273
発行日 1996年7月15日
Published Date 1996/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688901169
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「在宅看護自主研究会」のなりたち
4月20日,「在宅看護自主研究会」の第60回例会が19名の参加者を集め,東京・世田谷区役所三軒茶屋分庁舎「三茶しゃれなーどホール」5階会議室で開かれた.当研究会は1990年に,当時世田谷区の委嘱訪問看護婦をしていた長谷川美津子さん(当研究会世話人代表,現在はセコム㈱在宅医療事業部に勤務,本誌連載「訪問看護に必要な知識とスキル」執筆者)が中心となって活動を開始.原則的に月1回,土曜日の午前9時30分~11時30分に例会を開催している.事例検討のほか,適宜訪問看護の知識や技術に関する教育的なプログラムも取り上げられる(表1).
また,会則(表2)にもある「研究結果公開」の原則から,対外的には「在宅自主研究会」で検討した事例,会として協力した研究等を論文にまとめ,学会・誌上発表も行なっている(表3).
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