特集 24時間対応の模索と成果
訪問看護ステーションによる24時間看護・介護ケア提供のモデル事業で明らかになったこと
村嶋 幸代
1
,
山田 雅子
1
,
田上 豊
1
,
佐藤 美穂子
1
,
内田 恵美子
1
,
宮崎 和加子
1
,
川越 博美
1
,
星 ツヤ子
1
,
大浦 秀子
1
,
堀井 とよみ
1
,
中川 泉
1
,
山崎 美貴子
1
124時間看護・介護ケア研究会
pp.83-92
発行日 1996年3月15日
Published Date 1996/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688901146
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はじめに
◎モデル事業のねらい
「専門職が24時間365日,対象のニードに応じてケアを提供する」.これは,病院では当たり前のことである.しかし,在宅ケアの場である地域では,今までこれが保証されてこなかった.そのため,家族介護力の弱体化に伴う社会的入院や介護負担の大きさが常々問題となっていた.
地域ケアに携わるものとして,この状況は何とか改善しなければ…と思っていたところ,厚生省老人保健福祉局老人保健課から,平成6年度事業として「訪問看護ステーションによる24時間看護・介護ケア提供のモデル事業を受けてみないか」とのお話を頂いた.
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