連載 訪問看護に必要な知識とスキル―基礎編・2
在宅感染予防
長谷川 美津子
1
1セコム㈱在宅医療事業部
pp.130-134
発行日 1996年3月15日
Published Date 1996/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688901137
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
現在の感染予防の考え方は従来の考え方と根本的に異なってきています．従来の「感染者と非感染者を明確に区分した」対策から「全ての人が感染源となる」と考えた感染予防対策の実施に変わっていることです．このことは病院でも，在宅でも共通した基本的な了解事項であることを確認しておきたい思います．
米国においては，感染率は病院の質，看護の質を評価する際の基準の1つになるくらいの重きがおかれ，これは在宅訪問会社にも同様のウエイトがおかれています．
Copyright © 1996, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.
