特集 希望実現までの思考過程を言語化する—療養者から「○○したい」と言われたとき、どうかなえる?
—【総論】—「希望実現モデル」を活用してみよう!
川村 佐和子
1
1公益財団法人東京都医学総合研究所
pp.348-353
発行日 2024年9月15日
Published Date 2024/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688202139
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
一般的に、サービスは❶無形性(実物がない)、❷同時性(生産と消費が同時に起きる)、❸異質性(標準化が難しい)、❹消滅性(貯蔵できない)の性質を持ち合わせており、訪問看護にもこの4点は当てはまると言えます。これらの性質を持つことから、研究対象とすることが難しい訪問看護ですが、支援のありようや考え方について、「希望実現モデル」という概念を用いて可視化しようと試みたのが、川村佐和子さんらの研究グループでした。本稿では、川村さんに希望実現モデルの概要を解説していただきました。(編集室)
Copyright © 2024, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.