特集 希望実現までの思考過程を言語化する—療養者から「○○したい」と言われたとき、どうかなえる?
扉
pp.347
発行日 2024年9月15日
Published Date 2024/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688202138
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2024年2月、本誌連載『生活と医療を統合する在宅療養生活支援の見える化の試行』に加筆・修正を加えた書籍『訪問看護師による在宅療養生活支援を可視化する希望実現モデル』が発行されました。本モデルで示す考え方は一見、皆さんが日々当たり前のように行っていることかもしれません。しかし、そうした“現場では丁寧に言語化されないであろう支援のありよう”を可視化した点が、本モデルの特徴です。
「療養者主体の生活を支援する」。言葉にすると簡単に見えますが、実際はクリアすべき課題がたくさんあるでしょう。例えば、嚥下機能が低下している療養者が「家族と食事したい」と言ったら、あなたは何を考えますか。
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