HOUMONホットライン
医療的ケア児の当事者ご家族と看護職の交流会を実施して
門元 記子
1
1一般社団法人Nurse for Nurse
pp.105
発行日 2024年3月15日
Published Date 2024/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688202084
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「医療的ケア児・重症児等の当事者ご家族と看護職の交流会〜お互いの声を聴いてみよう〜」と題したオンラインイベントを、2023年11月19日、特定非営利活動法人みかんぐみと一般社団法人Nurse for Nurse主催で開催しました。当事者ご家族と看護職は日頃から子どもを通じて接するものの、そこを離れて互いの実情や本音を語り合う機会は多くありません。そこで、両者の対話の場を設けようと試みたのが本イベントです。当日は関東、近畿、九州、沖縄など全国各地の当事者ご家族、看護職、さらに看護学生が参加しました。
イベントの冒頭、モデレーターを務めた北村千章さん(清泉女学院大学看護学部小児看護学教授)からは医療的ケア児を取り巻く状況に関する解説がありました。直近10年で医療的ケア児は約2倍に増加しているデータを示し、2021年9月に「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」が施行されたことを受け、医療依存度が高くても子どもたちは地域に帰り、学校に行く時代を迎えたと説明しました。
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