連載 スペシャリストの現場思考・第3回
緩和ケア
落合 実
1
1ウィル訪問看護ステーション福岡
pp.678-681
発行日 2021年9月15日
Published Date 2021/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201750
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ウィルにおける終末期看護の位置付け
ウィル訪問看護ステーション(以下、ウィル)では「全ての人に“家に帰る”選択肢を」理念に都内を中心に岩手県から沖縄県まで、24時間365日の訪問看護ステーションを展開している。ウィルの利用者の多くは、重症心身障害児や精神科、神経難病の患者などを含む、24時間対応や同日複数回訪問を必要とする方々だ。終末期看護も、必要性のある利用者に提供すべき1つのものという認識である。
その中で筆者は、緩和ケア認定看護師として、主には緩和ケアや終末期看護に関する部分で相談支援チームの一員として活動している。その内容としては、緩和ケアに関する学習動画の撮影・配信、個別の相談対応などが挙げられる。
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