連載 地域連携の技術 ファシリテーション・スキル・第2回
これまでの“話し合い”と何が違う?
鈴木 央
1
1鈴木内科医院
pp.148-151
発行日 2020年2月15日
Published Date 2020/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201380
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人はそれぞれ違います。考え方、感じ方も同じではありません。価値観も少しずつ違うでしょう。だからといって一人で生きること、仕事をすることはできません。他の人と一緒に生きるとき、仕事をするときに、相手とぶつからずに同じ方向を向くために、人は「話し合い」を行います。
でも、話し合うときに自分の意見のみを主張していたら、いつまでも意見はまとまりません。また、話し合いの席で自分の意見を全く主張しないでいたら、その後決まったことに素直には従えないかもしれません。違った意見を権力や暴力、圧力で押さえ込んでしまえば、反感・反乱が起きるかもしれません。
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