連載 訪問看護実践と成果のつながりを可視化するために—日本語版オマハシステムの開発に向けて・第1回【新連載】
連載のはじめに/なぜいま、ケアの見える化が必要か
長江 弘子
1,2
,
吉江 悟
1,3,4
1オマハシステム研究会
2千葉大学大学院看護学研究科エンド・オブ・ライフケア看護学
3訪問看護ステーションビュートゾルフ柏
4東京大学医学部在宅医療学拠点
pp.312-316
発行日 2016年4月15日
Published Date 2016/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200435
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この連載では、本誌5月号のビュートゾルフの特集に合わせて、わが国の訪問看護実践プロセスの可視化をどう進めていったらよいかを考えていく機会として、読者の皆様とそのイメージを共有していきたいと思います。
ビュートゾルフが訪問看護実践を可視化するツールとして、アセスメント・記録・評価などに用いている指標「オマハシステム」があります。このオマハシステムは、コミュニティケアやセルフケアの視点を含む指標として、利用者アウトカムに焦点をあてた訪問看護実践の質評価の可視化を可能にします。さらに、訪問看護事業所機能評価でも使用され、オランダ全土の地域ケアを変革しつつあります。
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