特集 高齢者に効く漢方—知っておきたい効き方・使い方・副作用
【事例に学ぶ在宅漢方の使い方】
がん終末期の漢方—漢方医学の視点を加えた緩和治療/【漢方コラム】漢方でセルフメディケーション/【漢方コラム】「食前」「食間」って?
今津 嘉宏
1
1芝大門いまづクリニック
pp.947-956
発行日 2014年12月15日
Published Date 2014/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200049
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私は、東京都港区で、西洋医学と漢方医学を融合した医療を提供するクリニックを開業しています。「頭のてっぺんから足の先まで」を合言葉に、患者さんを全人的にみる診療を心を込めて行なっています。
私はもともと外科医としてがん治療に携わっていました。がん診療は、メスで治しても、がん化学療法を行なっても、放射線治療を併用しても、合併症や副作用で患者さんを苦しめてしまいます。これらの「攻めの治療」に、「守りの治療」が必要だと考え、漢方医学を取り入れたがん診療を始めました。
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