ほっとらいん ふろむ ほんごう
「修了式はゴールというよりスタート」―日本訪問看護振興財団認定看護師教育課程訪問看護学科修了式開催
pp.373
発行日 2010年5月15日
Published Date 2010/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101604
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3月23日(火),日本訪問看護振興財団の認定看護師教育課程訪問看護学科修了式がアイビーホール青学会館で開催され,5期生24名が修了証書を授与された。財団理事長の清水嘉与子氏は祝辞のなかで「質的に高まってきた看護師を活用しなければ日本の医療の場は進んでいかない。特定看護師やナースプラクティショナー(といった新しい役割をもった専門職)の報道もされてきているなかで変わるのを待っているのではなく変えていき,政策に反映していかなくてはならない」と述べ,課程長の佐藤美穂子氏は,勉学に励みこの日を迎えた修了生を称えながらも,「24年度の診療報酬改定に向けて現場からの提案をしていただきたい」と,次のステップを示されたことが印象的であった。
修了生からは,「訪問看護が地域に根付くようにしたい」「責任と重圧もあるが修了式はゴールというよりスタートのように思う」「訪問看護を選んでよかった。6か月前と違ってよい看護が提供できるようになっていきたい」とそれぞれの抱負や感謝が語られた。
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