ほっとらいん ふろむ ほんごう
第3期生29人への期待―訪問看護認定看護師教育課程修了式
pp.481
発行日 2008年6月15日
Published Date 2008/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101093
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3月28日(金),青学会館(東京都渋谷区)で開催された訪問看護認定看護師教育課程修了式。これまでの1.5倍,29人の,困難をさまざまに乗り越えて学んできた修了生の笑顔がまぶしい式となった。
この4月の診療報酬改定における評価のように,訪問看護によせられる期待に応え,「訪問看護の活性化を図るために先頭に立って活躍してほしい,生涯かけて自分を磨いていってほしい」との課程長である佐藤美穂子氏の式辞に始まり,「社会的な要請は強いにもかかわらず訪問看護師が増えていかない問題は,制度上の評価が低いからであり,訪問看護の実践を伝え,実践から事実を示して現状の打開へとつなげてほしい」と日本看護協会副会長の古橋美智子氏,「いつも訪問看護には関心があり,ステーションが増えていかないことに重い気持ちがある。ここを変えていくには法的根拠と政治力が必要。エビデンスを示して発言していかなくては」と,財団設立時に日本看護協会会長を務め,現在は看護連盟会長の見藤隆子氏からも祝辞をいただいた。
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