特集2 医療福祉の倫理を考える
[事例2]医療ニーズが低いことから,退院を迫られた高齢者夫婦
渡邊 美千代
1
,
山口 三重子
2
,
斎藤 信也
3
,
大林 雅之
4
,
菊井 和子
5
1愛知医科大学看護学部
2日本赤十字広島看護大学看護学部
3高知女子大学看護学部
4東洋英和女学院大学人間科学部
5関西福祉大学看護学部
キーワード:
医療難民
,
介護難民
,
老々介護
,
医療区分
,
社会的入院
,
看護師の責務
Keyword:
医療難民
,
介護難民
,
老々介護
,
医療区分
,
社会的入院
,
看護師の責務
pp.476-481
発行日 2008年6月15日
Published Date 2008/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101092
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【Data Base】
Aさん,85歳,女性
家族:89歳になる夫と2人暮らし。子どもは,幼少時に事故で亡くし,親類は遠方にいて頼りにすることができない。
住居:過疎地の山村にある一戸建ての持ち家。周囲5km以内に医療機関,介護施設はない。最寄りの町立病院(居住地の町とは異なる)まで12km。
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