連載 訪問看護ステーションの現場をあるく・3
福岡へ
宮崎 和加子
1
,
川越 博美
2
1看護介護政策研究所
2訪問看護パリアン
pp.250-255
発行日 2008年3月15日
Published Date 2008/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101039
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“縁”とは不思議なものです。何気なく目にした新聞記事がきっかけで,今回の訪問は福岡となりました。その記事は,「看護師がオープンした24時間医療・看護体制を整えた在宅ホスピス住宅(プランダムール)」というもの。それを見たときは驚きと同時に何だか心配になり,ずっと気になっていたのでした。その後,別件で大宰府に行くことがあり,ふと思い出して予約なしでフラッとお伺いしました。そのとき出迎えてくださったのが,運営する(株)誠心の代表取締役社長である吉松泰子さん(訪問看護師)でした。オープン間もないプランダムールには,入居者が4人。新しい試みをはじめた吉松さんの勇気と素晴らしい家に敬意を表しつつ,リビングの利用方法,家の改築の件,パンフレットの表現などなど,初対面というのにおせっかいともいえるアドバイスをさせていただいたのでした。そのご縁で今回再度,プランダムールを訪問し,学ぶ機会を得ました。
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