連載 管理者日誌⑨
管理者とはなんぞや
小薗江 一代
1
1わくわく訪問看護ステーションおやま
pp.972-978
発行日 2003年12月1日
Published Date 2003/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100820
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医療法人アスムスの管理者揃い踏み
昨日までステーションの一訪問看護師だったのに,ある日突然管理者になった。訪問看護師としての仕事は昨日までと何ひとつ変わらないし,変わったらむしろおかしい。しかし,「管理者としてどうあるべきか」という呪文に縛られ始める。これが昨日までの私との大きな違いだ。それでは,管理者とはどうあるべきなのか。医療法人アスムスの管理者たちの素顔取材を通して,「管理者」について検証してみたい。とは言っても,かなり主観的なレポートになると思う。
医療法人アスムスのすべてを支える(仕切る?)管理者は太田秀樹理事長であるが,「4月になったら冬用タイヤは早く交換しろ」などと,およそ医師とは思えぬほど細やかな(?)目配りで訪問車両にチェックを入れる。
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