連載 シネ・プロフィル・22
切手になったマリリン
片場 嘉明
1
1厚生中央病院外科
pp.741
発行日 2002年10月10日
Published Date 2002/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686901517
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演劇や映画における数々の功績により"サー"の称号を授与されたローレンス・オリヴィエが,なんと共演した女優にすっかり喰われてしまう一大異変が起きた。
セックス・アピールの象徴マリリン・モンローは,彼女が世を去る6年前の作品『バス停留所』で演技を開眼したと言われている。その翌年,マリリンは契約会社を離れて独立プロを設立。当時世界で最も著名なオリヴィエに制作・監督・主演を仰いで完成させた意欲作が「王子と踊り子』であった。
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